シーカヤックはハイアットリージェンシーサイパン内にあるシーウィンド・マリンスポーツでレンタルしました。シーウィンドはサイパンで老舗中の老舗店です。30年近く各種マリンスポーツを提供してくれます。私はウィンドサーフィンでも何時もお世話になっております。
さて、本日のコンディションですが...午後1時ぐらいは正にスーパーロータイド!思いっきり潮が引いてます。マイクロビーチで釣りをするには最悪に近い状態です。
さらに風速が5~6m/sも吹いてます。カヤックにも厳しい風域ですが、せっかく来たの頑張って出発しました。
本日は2名乗りカヤックを利用します。
オプションの背もたれ付きです。(通常レンタルには付いてませんのでリクエストして下さい)
実はこの背もたれが重要!これが無い場合は20分で背中と太ももが疲れます。
ちょっと風があると1時間でヘトヘトになります。
2時間ほど釣りをする場合は、絶対に必需品です。サイパンでこんな気の利いたオプションまでレンタルしてくれるのは絶対にシーウィンドのみです。各ホテル前にはマリンスポーツ店がゴロゴロありますが、カヤックをレンタルで用意してある店は少数派です。
でもって本日のタックル。
8ftシーバスロッドにPE2.0+フロロカーボン35lb
私 10~14cmのミノーや30g前後のバイブレーションをキャスト
8.6ftシーバスロッドにPE1.5+フロロカーボン25lb
ワタル君 8~12cmのミノー
7.6ftオフショアキャスティングロッドにPE2.0+フロロカーボン50lb
予備 14cm前後のホッパーやキャスティングジグのキャスト用
距離的に1km近いので15分は漕ぐ事になります。
潮が満ちてれば波が立つリーフの内側でも良く釣れますが、超干潮なのでリーフの右端からリーフの外側を回ります。
さあフィッシングポイントに到着!しかし15分も漕ぎ続けた上に風向の関係で常に漕がないと波間に流れていきます。と言う訳でワタルだけがキャストします。
8cmのフローティングミノー(背黒の金ボディ、腹白)です。
3投目でHIT!良い引きです。ワタルが「おおおうぉお」って笑える奇声を上げてます。
プッツン!根ずれです。リーダー4mとPEが8mぐらい持って行かれました。
この辺は、リーフ際で水深30cm、リーフから30mも離れれば水深5~8mはあるのですが、サンゴの小山が2~4m起伏した物が多くて底に走られると厳しいです。
この辺では、大型ヒラアジの他に良型のフエフキダイが釣れます。
カヤックの上でショックリーダーを結ぶのは、厳しいのでワタルに私のタックルを使わせます。
今日は風があるので漕ぎ手に専念しました。
その後、リーフの外側を300mほど流します。ここでワタルに軽いアタリがありました。
そのまま巻くとルアーの後方に50cm前後カスミアジが2匹チェイスするもバイトなし...カヤックの下を10秒ぐらいチョロチョロして消えていきました。同じ場所で10分ぐらい粘ってみるもアタリなし...風があるので海上でポイントをキープするのが非常に疲れます。
さらに200mほど流すとワタルにHIT!70cmのダツが水面で暴れまくってます。カヤックに乗っていると目線が低いので水面で暴れるダツは迫力が違います。ワタルは、またもビビッてます!
ダツは歯が凄いので取り込みが非常に怖い...ボートなら引き抜いてデッキ上でなんとでも出来ますが、狭いカヤックでは無理です。
水面で弱るを待ってから手掴みでエラ後ろを掴みプライヤーでフックをはずします。
いやー緊張した!カヤック・フィッシングでダツだけは本当に勘弁して欲しいのにワタル君はやってくれます。
ワタルが何時もお世話になっているシーウィンドのスタッフ(ランちゃん)にあげると言うのでキープします。匂いが付くのでカヤックに乗せません!ストリンガー(もどき)で水中を泳がせて帰ります。
サメが来るかな...。以前、友人とカヤック・フィッシング中にHITしたメーターサイズのダツをファイト中にサメに食われました。
ワタルは、満足したのかビーチに戻って海で泳ぐと主張して来たので納竿としますが、ここからが大変です。ワタルがファイトしてる時間とダツが弱って取り込むまでの時間は、漕がないでドテラ流し状態だったのでハイアット前のビーチまで1.5kmの位置まで流されてます。
挙句に向かい風...地獄の30分がスタートしました。
満足げなワタル君です。
2時間の釣行でキャスティングジグ28gを10投前後だった私はノーバイトでした。
ワタル君のHITルアーは9cm24gのバイブレーション(レッドヘッド でボディはシルバー)
カヤックは時間$15でレンタルできますが、風が強い時は利用できない事もあります。
また、風速が5m/s以上の場合はお勧めできません。一人乗りで楽しむなら3m/sぐらいが限界です。狭いですが、2名で1艇を借りるのがベストです。ファイト中に流されて波打ち際まで行ったら危険ですしマニャガハ島送迎のボートも頻繁に通過します。1名がパドル操作を出来るのは安全面からも重要な事です。
2時間程度でも凄く日焼けしますので、帽子と日焼け止めは絶対に用意してください。可能ならDRY生地のロングスリーブがお勧めです。ドリンクも忘れずに!
私は空のペットボトル3本に水道水を入れていきます。リールに海水が掛かるのでカヤック上でたまに塩分を流します。
ダツはスタックのランちゃんが夕飯にするそうです。
ランちゃん曰く!「うまい魚」らいしいです。
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