2012-03-24

アギガンでギンガメアジをキャッチ!

ワタル君のサッカー練習が空港付近であり、送迎のついでにアギガンで1時間ほど大物狙いでジグをキャスティングしました。

アギガンは、足場が海面から4~8mもあり取り込みも大変ですが、足場が高い上にこの時期は風があるのでホッパーやペンシルを使うのが難しい所です。

そんな訳で私はジグを遠投し底を取ってから早巻きでシャクリます。
ただ、やはり根掛かりが多くてジグのロスト率が高いです。
しかし、アギガンはサイパンの陸っぱりポイントの中では大物が期待できる所なのでロストなんて気にせずに攻めちゃいます。

最近はサッカー練習が、アギガンの近くなので数回キャストしてますが、いまいち成果が出てません。
先日は、エギングを試したのですが、アオリイカは姿を見せず代わりに70cm前後のカスミアジにエギを持ち去られました。
そんな訳で、リベンジ狙いでここ2回はジグで大物を狙いました。

この時期、風が北東方向から強く吹くのでキャスティングは、アギガン岬の右端に絞られます。

本日は、DAIKO Lancemant LANJ-100MHとシマノC5000番にPE2号+バリバスのショックリーダー50lbで遠投します。
最近、私の陸っぱりキャスティングでは、お気に入りのタックルです。
ジグは30gでスタートしました。
数日投げた感じでは、40g以上のサイズだとアタリが少ないです。
30g以下が良い感じで、18gぐらいのジグだとニジョウサバなどが良く釣れました。

風が吹く乾季のアギガン










この時期は、風波の影響もあり荒れ気味です。

でもサイパンの外洋に面したポイントは、どこも透明度が良いので少しぐらい荒れてても濁りは少ないです。
そんな訳でやる気のある魚が居れば少しぐらい離れてても追ってきます。
バンザイやアギガンにしても初めの1投目から反応がある事が多いです。

緊張しつつ1投目!...反応なしチェイスもありません。
足場が高いのでチェイスがあればよく見えます。

10投程度キャストするもバイトなしなので、ロスト覚悟で波立つリーフ上にキャストして早引き!
ジグが水面から出るぐらいで引くと、「バッシャン!」っをグットサイズ!?
沖に走るもドラグは、「ジッ」と短く数回鳴く程度...あれ小さい?
以外に走らず手ごたえも少ないので、ぐんぐん巻きます。
魚体が水面に浮きます。あれ結構良いサイズ...の割りに手ごたえなし。
1分程度で足元にまで寄せて来ましたが、ここからが大変です。
タモなんて持って無いし、水面から5mぐらいあるし岩はザクザクに尖ってます。
リーダーは3mなのでPE部分が岩に擦れれば一撃です。
(日本の磯と異なりサンゴ質の岩場は、すごくシャープに尖ってるんです。)
足元に寄せた状態で5分以上、取り込み場所を検討します。
結局6~7m移動して海面から4mぐらいの所で、ラインを持って引っ張り上げました。
キャスティングJIGでギンガメアジをキャッチ!










65cmのギンガメアジでしたが、異様に痩せてます。
3月末でしたが...もう産卵したのかな?
なんとなく今一の引き具合に納得しながら、写真をパチリ。
悲壮感が漂っていたので直ぐにリリースしました。

アギガンは、レンタカーを利用しなければ来ることができません。
岬の駐車スペースまでの途中にゲートがあるのですが、このゲートはPM6:00に閉まります。
もちろん朝まで閉じ込められます。
サイパンの警備員は、日本と異なりアバウトな奴が多いので30分ぐらい早く閉めるアホも居るので注意して下さい。まあ閉め忘れるバカもいますが...。